豆知識
第四回 乾燥しやすい30代の皮膚・・・
今回は季節柄、肌の乾燥についての調査の結果をご紹介しましょう。
女子学生【21才前後2才】と、主婦【31才前後3才】の合計30名に
春夏秋冬の1年間にわたって基礎化粧品の有用性について調査しました。
化粧品の使用は、洗顔後,肌質に合った化粧水か、乳液、又はクリームを
顔半分に使用、もう一方は何もつけずにメークは何もしない場合に肌は
どのようになるかを調べました。
結 果
30代の主婦グループでは、すべての人がスキンケアをしなかった側の
皮膚に異常乾燥を起こしました。 20代の学生グループでは皮膚トラブル
を起こした人は46%で、内訳はスキンケア無しの皮膚に異常乾燥、有りの
皮膚にニキビまたは発疹を起こしたということです。
そこで何が30代に足りないのか・・
≪新陳代謝が保湿成分をつくる≫
皮膚の保湿に必要なNMF(天然保湿因子)の主成分である
アミノ酸などは角質細胞が表皮に向かって変化して行く新陳代謝の
過程のみ タンパク質から分解して作られています。 冬の気温の
低下,加齢,体調の変化などの原因で新陳代謝のリズムが乱れると
必要な保湿成分が十分に作られなくなり皮膚は乾燥しやすくなります。
そ こ で
乾燥による小じわを防ぐ為に保湿を考えたケアはもちろんのこと
代謝を高めるマッサージやパックが効果的な冬のお手入れになってきます。